- 2007年12月 2日 18:58
きょうから師走に入りました。
そして、きょうから我がHPで当社スタッフによる
ブログがスタートしますのでよろしくお願いいたします。
まず一番手として代表取締役の私から始めさせていただきます。
きょうは、川崎市立橘中学校の校舎落成記念式典に出席し、
工事の施工者として感謝状をいただいてまいりました。
壇上から見た生徒たちは、全員が整然と着席して式典を見守り、
司会役の生徒たちもきびきびとした動きで式を進行させ、
すがすがしい印象を見るものに与えました。
また校舎内を歩いているときも、生徒の大半が私たちに
次々に大きな声で挨拶したのは、想定外の驚きでした。
式典も終りに近づいたところで「全校合唱」というプログラムがありました。
会場の体育館の後ろに高さ1mくらいの指揮台が設けられ、
全校生徒が回れ右をすると、その中から男子生徒が進み出て壇上にあがり、
彼の指揮で合唱が始まりました。
初めて聞くその曲名は、合唱組曲「未来への決意」から「決意」。
これは司馬遼太郎が、唯一子供のために書いた「21世紀の君たちへ」
というエッセイがもとになっているそうです。
”今私たちはあなたの残したものを受け継いで 未来の一歩を踏み出す
みどりの地球にあまねく 平和と幸せを届けるために”
と結ばれるこの曲は、混声合唱の非常に美しいハーモニーにのせて、
自然を大切にすること、優しさを失わないこと、互いを認め合うことなどが
一人の生徒の見事な指揮のもとに表現され、それが聞くものの心を打ち、
式典の最後にふさわしいクライマックスを迎えました。
この曲に込められた要素を、歌の上だけではなく
一人ひとりが胸の中に秘められた「決意」として生涯育んでいって欲しい
と願いながら、校舎をあとにしました。
(社長)
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