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2021-10-28
近年、川崎市で進められているのが、市内公共建築物における木質化リノベーション。
国産木材利用を通じた課題解決や利便性の向上とあわせ、市民が木に触れる機会を創出するための施策です。
今年度は「NANOBIC※」における木質化リノベーション企画募集(公募型プロポーザル)があり、
審査の結果、ジェクトが受託候補に選定されました!
※NANOBIC とは・・・
大型クリーンルームを備えた、ナノ・マイクロ領域における産学官共同研究施設。
4大学とも連携し、川崎市のものづくり企業の技術力と研究開発力の向上、新産業の創出をめざしている。
多くの来場者が変化を実感できることや、現在のイメージを払拭し、
研究開発施設に木材を利用しているというギャップを来訪者に与える点などが高い評価を得られました。
※提案時のエントランスイメージ資料
今回の木質化においては、
木のもつ繊細さや柔軟性を活かし、各所で山なみの風景を表現しています。
化学や技術の開発を支える「NANOBIC」にふさわしい、
ダイナミックな空間演出が出来ればと思っております。
令和元年度の「中原区役所1階を木質化リノベーション」における事業もご紹介いたします。
【中原区役所1階の木質化リノベーション】
「来庁者が全体的に暗く、古い印象を持つ」「庁舎全体の案内サインや総合案内の場所がわかりにくい」等、
中原区役所が抱える諸課題に対し、国産木材利用を通じた課題解決や利便性の向上とあわせ、
市民が木に触れる機会を創出するための木質化を実施しました(公募型プロポーザル方式でジェクトに決定)
案内サインも分かりやすく
木で明るく新しい雰囲気に
国産木材をふんだんに使用
テーマ名
ページ作成日 2021-10-28
2021-10-12
川崎市では川崎温暖化対策推進会議(CC川崎エコ会議)と連携して、市民や事業者等の
CO2削減、地球温暖化対策に貢献する優れた取り組みを「スマートライフスタイル大賞」として
表彰しています。
ジェクトは第10回スマートライフスタイル大賞において、
【奨励賞(地域共生推進賞)】を受賞することができました!
今回弊社が評価頂けた取り組みとしては、以下の内容になります。
①木工教室やイベントでのワークショップ、リニューアル工事で国産木材を利用。
ワークショップの様子
リニューアル工事に関わったカリヨンカンパニー様のシェアスペース
②①の事例を弊社が発行する地域情報誌で紹介し、木材利用を促進へつなげる。
弊社で自社制作している「ジェクトニュース」「ひと、まちNAKAHARA」
弊社に製材所があった頃の木材を使用した弊社100年記念品。
森林保護によるCO2削減、地球温暖化防止に向けて、
個人が、また、いち企業が出来ることは小さなことかもしれませんが、
一人ひとりが意識し、行動に移すことが大切なのだと思います。
弊社でも、地域や地球環境のため、自分達が行っている事業に責任をもち、
今後も様々な面で取り組んでまいりたいと思います。
テーマ名
ページ作成日 2021-10-12
2021-09-28
これまで歩み続けた100年間。
多くの方と関わり続け、時代の流れに合わせて、様々な試行錯誤を繰り返してきました。
一部、年表から詳細をご紹介します。
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地鎮祭等の重要な行事の際には、ジェクトの社長以下全員が写真のような「半纏(はんてん)」を着用します。
こちらは創業当時の復刻デザインで、襟元の社名以外を忠実に再現しています。
背部の意匠「カネ清」とは、創業者重太郎の父、清次郎の頭文字であり、
明治のころからの伝統的なトレードマークです。
ジェクトの半纏は、自社の伝統と信用のシンボルと言えるでしょう。
重太郎が1920年(大正9年)、宮大工の棟梁として「市川組」を旗上げしたのちの仕事で、主要なもののひとつが東京西五反田にある「氷川神社」の社殿です。
氷川神社は、当時の東京市品川区大崎一帯の氏神として由緒ある神社で、1935年(昭和10年)に、当時の市川組により社殿が新築されました。
戦災に耐え現在もその重厚かつ典雅な姿を残す社殿は、宮大工棟梁重太郎の匠の技を今に伝えています。
ジェクトでは、現在まで数多くの学校建築に携わってきました。
戦後しばらくすると、川崎市内の人口急増を背景に学校の需要が急拡大し、
校舎の建設が追いつかない状況において、当時の川崎組では重点的に学校建築に取り組んだ結果、
1954年から56年にかけては総完工高の6割以上、ピーク時の1957年には8割以上が
学校建築の受注でした。
1950年以降65年までの16年間にジェクトが受注した市内学校の新築および増改築工事は、
主要なものだけでも25校あり、当初は木造主体であった学校建設は、1950年代後半には、
鉄筋コンクリート造が主流になっていきました。
2004年5月、ジェクトの会社設立60周年記念行事として、ボニージャックスをお招きしてコンサートを開催しました。当日、会場のエポックなかはらは1,000人近いお客様で満員となる盛況で、参加された皆様はボニージャックスの素晴らしいハーモニーを心ゆくまで堪能しました。
ジェクトでは、この10年前の会社設立50周年の際にも、同会場でボニージャックスのコンサートを行っており、そのときメンバーの方から、「10年後の60周年にもまた呼んでくださいね」とお話があったのですが、図らずもその約束を守ったことになりました。
テーマ名
ページ作成日 2021-09-28