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スタッフブログ

コンビニエンスストア

いまや若者だけでなく、主婦や高齢者も訪れ、日本人の
ライフスタイルを変えた、と言われるコンビニエンスストア。
その草分け的存在で、全国に1万5800店舗を持つ最大手の
セブンーイレブンが、創立40周年を迎え、全国紙に見開き
全面広告を出していた。

発祥は米国テキサスだが、イトーヨーカ堂が昭和48(1973)年
11月にライセンス契約し、翌年、東京・豊洲に第1号店を出店以来、
高い利益率を保持して高度成長した。「セブンイレブンいい気分!
あいててよかった」のフレーズが印象的だった。コピー、銀行機能、
本格コーヒーの販売までOK。

今後、力を入れるのが、日替わり弁当や生鮮野菜などの
宅配サービスという。インターネットや電話で注文を受け、
配送するそうだ。施設、工場、学校にも届ける。配達は電気
自動車、超小型電気自動車を導入して行うとのこと。
時代の変化を察知し、機敏に対応しているから、前途洋洋と
いう感じである。

流行語トップ10

年末恒例の「新語・流行語大賞」が30年目を迎える。
今年の発表を前に過去に受賞した337語から、トップ10が
選び出された。耳目を引いたものばかりで、一瞬にして
当時の雰囲気を思い出させる。1986年「亭主元気で留守
がいい」、89年「セクシャル・ハラスメント(セクハラ」、90年
「オヤジギャル」。序盤は男女の関係の移ろいを思わせる
言葉が並んでいる。

96年の「自分で自分をほめたい」以降は、2006年の「格差社会」
の一つだけだ。新語・流行語は毎年の世相を反映してきた。
ならばこの間、社会に活気がなかったことになる。振り返れば
そんな気もする。この選出は日本の30年をうまく切り取って
いるように思う。

さて今年は一転、豊作で混戦模様のようだ。有力候補は
人気ドラマで主人公が報復を誓うせりふ「倍返し」だろう。
とげのある言葉を社会が好むのは何とも世知辛いが、
それも映し出してこその新語・流行語大賞である。意味とは
裏腹に旬を過ぎたが、予備校講師の決めたせりふ「今でしょ」もある。

東京五輪誘致で急浮上した「おもてなし」は、その後にホテルや
百貨店で発覚したメニュー表示の偽装問題で傷が付いた。
受賞は2020年の本番にとっておいてもいいようだ。
「アベノミクス」「じぇじぇじぇ」も狙っている。あれこれ想像しながら
来月の発表を楽しみに待っている。

小泉流発言

首相経験者には政界に影響力を残したい人と、隠とん生活に
入るタイプがいられる。最近の前者の代表は森喜朗氏だろう。
安倍晋三首相の特使としてロシアを訪問するなど動きは活発だ。

逆に退任後7年、表舞台に出なかった小泉純一郎氏は
隠とん者と思いきや、そうではなかった。先日の講演で
「首相が決断すれば『原爆ゼロ』ができる。首相の判断力、
洞察力の問題だ」と安倍首相に迫られた。

短く分かりやすい言葉を操る小泉節も健在だ。「政治の責任で
使用済み核燃料の処分場にめどをつけろ」という一部報道に対し、
「原発事故前から見つけられなかったのに、事故後に政治の力
で見つけろと言う方が楽観的で無責任」とぶち上げられた。

もう一つの小泉流発言は「世論は軽視できない。大きな底流と
なっている根強い世論をどう読むかも政治家として大事だ」。
かって「自民党をぶっ壊す」発言で世論を味方につけた人
ならではの見立てだ。

健康第一

「健康は富の優る」と言う。たとえ巨万の富を築こうとも、
健康を買うことはできない。、いかに健康が大切かを
伝えることわざだ。

とはいえ、自らの健康の維持増進を願い、何らかの
持ち出しがある人たちが多いものと思われる。
ある生命会社が今年3月に実施した(成人2000人)によると、
健康づくりに対する年間の1人平均出資額は4万3000円弱
だったという。

健康実践策で最も多かったのは「十分な睡眠・休養」で、
ほぼ半数に上った。以下「バランスの良い食事」
「適度な運動・スポーツ」「規則正しい生活」「健康食品・
サプリメントの摂取」「定期的な健康チェック」の順だ。
男女別では、男性が「休」と「動」、女性は「休」と「食」を
重視する傾向にあるようだ。

このうち運動・スポーツ面では、ウオーキング、ストレッチ・
軽い体操、スポーツジムでの運動、ランニング、ゴルフが
人気ベスト5。.15年前調査(ビジネスマン対象)との比較では、
トップのゴルフが5位に後退し、テニスや水泳人気も半減している。
手軽にできるものへと変化していることがうかがわれる。

年代別では、各項目において60代の取り組みが最も多い結果と
なったようだ。年代が高まるにつれて健康に対する意識が強い
傾向にあり、20代に至っては4人に1人が「(実践活動は)特になし」
の状況だ。背景に、時間と金にゆとりがない世代であることも
うなずけるが、若さゆえの健康に対する過信も気に掛かるところだ。

出資額の大小はともあれ、健康を第一に考えた生活の先にこそ、
人生の宝があるように思えてならない。

 
 
 

宇宙

世界で始めて打ち上げに成功した人工衛星は、
旧ソ連のスプートニク1号である。1957年、ソ連の一部だった
カザフスタンのバイコヌール基地からR-7ロケットで飛び立ち、
周回軌道に乗った。慌てたのは、ソ連と冷戦状態にあった
米国だ。頭上を敵の衛星が飛ぶ「スプートニク・ショック」。
その脅威が全力で宇宙開発に突き進ませることになった。

R-7ロケットが弾道ミサイル用に造られたように、
宇宙開発は軍事が主眼だった。平和利用がうたわれたのは
後の話だ。代表格が米国と日本、ロシア、欧州、カナダの
15カ国が参加する国際宇宙ステーション(ISS)である。

そのISSに若田光一さんがパイコヌール基地からロシアの
ソユーズロケットで旅立った。半年の滞在のうち後半約2ヶ月、
日本人初の船長を務められる。経験豊富なだけに重責も難なく
こなされるだろう。ソユーズには来年2月に開幕するソチ五輪の
聖火トーチも積まれたようだ。ロシア人飛行士2人が外で
「宇宙聖火リレー」を挙行。別のクルーが地球に持ち帰り、
開会式の聖火台点火に使う趣向のようだ。

ブーチン大統領の人気取り、「政治利用」のにおいもしない
わけではないが、祭典に花を添える「平和利用」とも言えようか。
もちろん軍事目的の開発競争は今も頭上で激しい。
それを平和のために振り向けるには、各国が共同作業を
積み重ねるしかないと思う。

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