- 2013年12月17日 08:17
- M.N氏の岡目八目
慌ただしい師走、友人の車に同乗していて都内の工事現場に
さしかかる。最近の工事現場だが、作業内容を大きく看板に
書いているのを見かけるようになった。「橋の寿命をのばす
工事をしています」「傷んだ舗装をなおしています」など。
分かりやすい言葉で伝えようとしている。
何のための工事か分かれば、イライラ感も幾分は緩和される
というものだ。従来工事現場にある看板や表示板は文字が小さく、
しかも専門的な用語が多いという印象。車の中から読めるような
ものではなかったように思う。
違う工事現場では、作業に従事jしている人たち十数人を
顔写真を付けて紹介していた。ここまで積極的に情報を公開
するのかと驚いた。東京では、工事に対する苦情や問い合わせ
なども多いと推察される。
建設業の知人に聞くと、最近はどれだけ周辺住民に配慮して
いるかなども業者に対する評価の対象になるのだという。
公共工事の入札は、総合評価方式が一般的になってきた。
地域への貢献度など価格以外の要素も反映しするようだ。
受注に向けた努力だと聞けば世知辛い感じがするが、
それでも住民に有益なことであれば情報を発信する
取り組みは歓迎したい。