- 2013年12月 3日 17:29
- M.N氏の岡目八目
65歳以上の独居男性の16・7%は会話をする機会が
2週間に一回以下で、社会から孤立する傾向があるそうだ。
そんな調査結果にどきりとさせられた。近所に縁者や
茶飲み友達がおらず、趣味で外出する機会も少ないのだろう。
孤独を愛するというよりはついつい出無精になり、社会との
つながりを持てない高齢の独居男性ことだ。身につまされるのは
将来、自らも会話不足に陥る想像に難くないからだ。どんな
事情でいつ独り暮らしになるかもしれない。
職種によって事情は異なるが、当世は会社でも各自がパソコンと
向き合っている時間が長いようだ。オフィスオートメーションは
職場をも総じて無口にした印象がある。日本人女性の平均
寿命は86・41歳と世界一で、男性も過去最高の79・94歳だ。
喜ばしいことだが、核家族化が進んでいるとなれば会話が
ほとんどない独居者は増える一方だ。
会話不足は精神的にも問題があり、認知症を進行させ、
うつを招く原因にもなるという。どちらかというと社交的で
話し好きな女性陣に比べ寡黙な男性陣はもっと会話を
楽しむようにしたい。
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