Home > M.N氏の岡目八目 > 豪雨の恐怖

豪雨の恐怖

山口県や島根県で豪雨被害が拡大している。
気象庁が出した「これまでに経験したことのない大雨」
という表現が尋常ではない気象状況を象徴している。
ある研究者は「400~650年に1度の雨」としている。

日本海上空に「寒冷渦」と呼ばれる低気圧が発生し、
そこに暖かく湿った空気が流れ込んだのが原因だそうだ。
今月中旬に東北で発生した豪雨も似た現象らしい。

1時間当たりの雨量が10~20㍉では「ザーザー」
という音がする「やや強い雨」。30~50㍉で「バケツを
ひっくり返したような雨」。50~80㍉では「滝のように降る」。
山口県萩市では28日、1時間に138・5㍉が降った。
これは「息苦しくなるような圧迫感」がある降り方という。
住民の恐怖は想像に余りある。

今夏は深刻な電力不足が予想されていないため、
「節電」のムードは昨年よりは低調だ。だが、温暖化
による地球の病は確実に進行している。時折の豪雨は
その警告に思えてならない。

 

Home > M.N氏の岡目八目 > 豪雨の恐怖

Search
Links

ページ上部へ戻る