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日本野球機構(NPB)に問う

「本塁打量産はなぜ?」飛ばないはずの球が次々とスタンドへ
運ばれるのはどうしてかー。その謎が解けた。「飛ぶボール」になって
いたのだ。日本野球機構(NPB)が、昨年より反発力を増すように
メーカーに微調整を指示していたことを明らかにした。

「事実を公表しなかったのはなぜ?」。今季、球の感触の違いを
実感する選手もいたが、NPBはこれまで「球を変えた事実はない」と
主張していた。しかし実際は変わっていた「混乱を招かないように
公表しなかった」としているが納得できる説明ではなく、
別の理由があるのではと疑問が残る。

選手にとってはもちろんだがファンにとっても大きな問題だ。
「ホームランが多くていい」という単純なことではない。
だまされていたとの思いは否めず、心から楽しめなくなりはしないか。
今回のことで、選手やファンはNPBに対して疑念を持ってしまった。

ボールは石ころを布で巻いて古いマットで包んで作った。
バットは木か竹棒で手づくりだった。赤バット川上、青バット大下選手を
応援した頃のオールドファンも離れていく。「ファンが離れていったのは
なぜ?」という事態に陥らないよう、統括組織としてのNPBの
今後の姿勢が重要であると思う。


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