- 2012年11月22日 09:33
- M.N氏の岡目八目
先日発売になった自由国民社の『現代用語の基礎知識2013』を
買い求めた。特集には「3・11後、この国の選択」、巻頭巻末を除いて
15項目の2万7000語を解説されている。
以前は例年購入、調べ物の際の必需品だったが近年は、つい手軽な
ネット検索で済ませることが多く、久々に手に取った感がある。
開いてみて各所に時代を痛感した。
まず、「政治」の前に「環境」が、「経済」の前に「国際情勢」と
「各国事情」の項が配されていたことである。日本が現在
置かれている状況を、目の前に突きつけられた思いだ。
もう1つ、かって就職試験を控え「読破する」と日々ページを
繰っていた知己もいたが、『現代用語の基礎知識』は大学生の
就職活動に必須の1冊だった。それは今も変わらぬようだが、
その本体に何と、「就活成功への活用術」までが掲載されているのだ。
それは本来、学生自身が考えるべきことではないだろうかと思う。
これも時代なのか。
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