- 2011年4月18日 19:20
- M.N氏の岡目八目
肩幅より大きいランドセルを背負った小学生や
ダブダブの制服を着た中高生。
初々しい1年生の姿が目につく。新入生たちは、
新たな環境にようやくなじみ始めたことだろう。
今春、小学1年生になった子どもたちの『就きたい職業』は、
男の子は「スポーツ選手」「警察官」「運転手士」、
女の子は「パン・ケーキ・お菓子屋」「花屋」「芸能人・タレント」
がトップ3。人工皮革を製造・販売する会社のアンケート結果だ。
男の子は「ユニホームを着る仕事にあこがれ、女の子は
仕事にも「華やかさ」を求めているようだ。
子どもたちの素直な気持ちが感じ取れる。
一方、親に聞いた『就かせたい職業』は、男の子が「公務員」
「スポーツ選手」「医師」、女の子は「看護師」「薬剤師」
「公務員」が上位を占める。景気低迷を背景に、安定した職業を望む
親心がのぞく。親子の違いが興味深い。
東日本大震災の混乱が続く中でスタートした新年度も半月が過ぎた。
被害に遭い、将来の夢を描けない1年生もいるに違いない。
日本中の子どもたちが『夢』をあきらめることがないよう、
迅速な復旧・復興に向けて大人たちは英知を結集する必要がある。
プロ野球が開幕し、中断しているJリーグも23日に再開する。
プロらしい豪快、華麗なプレーで「スポーツ選手」にあこがれる
子どもたちに夢と元気を届け続けてほしい。
(M.N)