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高齢ドライバー標識

「枯れ葉のようでお年寄りに失礼だ」などと不評だった
高齢ドライバー標識の「もみじマーク」。
それが幸せの象徴である四つ葉のクローバーのデザインに
一新されるようだ。

色も従来の黄色と茶色の2色に黄緑と緑の2色が加わり、
4色になる。もみじマークに比べると、随分明るくなり
これなら「お年寄りに失礼だ」といった批判も出ないだろう。

70歳以上のお年寄りを対象に、年内にも使用が始まる見通しだが、
現在のもみじマークも当分使えるようにするという。
車に四つ葉のクローバーを張る高齢ドライバーが増えれば、
事故の減少にも少しは期待が持てそうだ。

全国で交通事故死者は減っているのに、
70歳以上の死者は減らない。
昨年は高齢者の死者が全体の4割を超えた。
ドライバーの高齢化が、それだけ進んでいるのだろう。
普通自動車免許を持つ70歳以上の高齢者は全国に約620万人。
過去5年間で180万人増えているそうだ。

四つ葉のクローバーを車に張るだけでなく、
歩行者も夜間に反射材を身に着けるなどの対策が必要なようだ。
いくらもみじマークが四つ葉のクローバーに変わっても、
事故が減らなければ「幸せ」は訪れない。

(M.N)

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