Home > M.N氏の岡目八目 > 運動会

運動会

5月は運動会真っ盛りだ。週末になると、小学校の校庭から、
にぎやかな音楽と共に子どもや親の歓声が聞こえてくる。
徒競走、綱引き、リレー・・・。今も昔も変わらない風物詩だ。
 
定番競技に「紅白玉入れ」がある。ある世代以上の人なら
紅白の玉を母親に作ってもらった人が多いと思う。
中身は大豆だったり、もみ殻だったり。
作る人によって大きさや布の色合いが微妙に違うのがご愛嬌だ。
前年に使ったのを学校の倉庫から出してみたら
ネズミにやられて使い物にならないーという笑い話が合った。
 
知人の先生が話してくれた。今は負担を掛けないように
保護者に作ってもらうことはないとのこと。
その代わり、業者から購入するそうだ。
その玉を見せてもらったら表面の布は滑らかで伸び縮みする。

中身は見えないが細かい樹脂の粒が入っているようだ。
少々の力でぶっつけられても、痛くないようになっている。
もちろんネズミにも強い。

あまりに変わっていないと思っていた運動会だが、
時代の流れを感じた。手軽で安全、いいところずくめだ。
「運動会」という言葉から「母さんの夜なべ」を連想する。
そんな世代は確実に減っていくのだろう。

孫の運動会もまじかだ。
応援に行って娘が作る夜なべ?で作る
弁当を一緒に食べるとするか。

(M.N)

Home > M.N氏の岡目八目 > 運動会

Search
Links

ページ上部へ戻る