- 2009年12月21日 10:26
- M.N氏の岡目八目
毎年、クリスマスの時季になると、
自宅の周囲をイルミネーションで飾り
目を楽しませてくれるお宅がある。
そういう人々を「イルミネーター」というらしい。
年の瀬に不景気が重なり、気がせく割りには
前に進んでいる実感が乏しい日常だ。
とっぷりと暮れた家路を急ぐ途中で散見する華やかな点滅は
そんな気分を大いに慰めてくれる。
豆電球の明るさを通じて「イルミネーター」の
心意気が伝わってくるようだ。
イルミネーションは夜空に瞬く星を地上に再現しようと
木の枝にたくさんのろうそくをともしたのが始まりという。
発案者は、中世のキリスト教会を席巻した
宗教改革の中心人物として名を残すルターとも言われている。
クリスマスとは縁が深いわけだ。
(M.N)