- 2009年12月14日 12:49
- M.N氏の岡目八目
病院の待ち時間は、短いに越したことはない。
検査で訪れた場合ならまだしも、風邪を引いたときのように
具合が悪く、横になっていたいときの診察待ち時間は、ことさら長く感じる。
大なり小なり、そんな経験をしているに違いない。
特に負担が大きいのが、子供やお年寄りだ。
10年ほど前ながら60分以上待った経験がある。
それから徐々に改善され、急患は別にして予約制の導入が進み
総合病院などには自動再来受付機が登場、手続きも早くなった。
混み具合は病院によって、季節によって異なるが
患者側のこうした思いに応える新たな仕組みが登場しつつある。
それは携帯電話を活用した待ち時間の通知システムだ。
ソフト開発も進み、すでに実用段階のケースもあると聞く。
患者が携帯電話から病院(フリーダイヤル)に手続きして登録する、
診察順番が近づくとその旨の連絡が届く。
患者はそれを受けて病院に、という流れとなる。
これなら待合室で順番が来るまで待ち耐える必要はない。
病院が近ければ自宅で休んでいることも出来る。
逆に、病院側にとっても待たせているという思いも軽減できる。
ソフト開発は双方に利点があると思う。
(M.N)