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熱い戦いでのライバル

8月決戦となった総選挙をはじめ、今年の熱い戦いは終わった。
スポーツ界ではウサイン・ボルト選手が
驚異的な世界新記録をマークした世界陸上や
夏の甲子園などでいくつもの名勝負が生まれた。

名勝負に欠かせないのはライバルの存在。
ボルト選手が9秒58をマークした男子100メートルでは
世界歴代2位の9秒71で走ったタイソン・ゲイ選手や
3位に入った全世界記録保持者の
アサファ・パウエル選手がいた。

中京大中京高(愛知)が43年ぶりの
優勝を果たした甲子園の決勝では
6点を追う九回2死から5点を奪った日本文理高(新潟)。
前評判では劣勢が予想される中で真っ向勝負を挑み
強豪をあと一歩まで追い詰めた。

レベルが高いほど、結果が劇的であるほど
勝者は時に勝者の引き立て役に回る。
しかし、日本文理高のエースが
「最高のゲームで終われば幸せ」と話したように
今回の名勝負は勝者、敗者、見ているものにも
充実感を残した。

ライバルは競争相手であるが、敵対するものではなく
仲間の中にも存在する。
お互いが認め合い、しのぎを削ることで
それぞれが力を伸ばしていける。

(M.N)
 

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