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花火の歴史

夏の夜の風物詩といえば花火だろう。
夏本番ともなれば各地で恒例の花火大会がある。
豪快に大輪を咲かせる「打ち上げ」もよ、
光の演出を凝らした「仕掛け」もよし。しばし
暑さを忘れさせてくれる。

日本煙火協会の資料を見ると
近代的な花火は14世紀にイタリアで始まったとされる。
日本では1589年に伊達政宗が鑑賞、
1613年には英国王の使者が駿府城で
徳川家康に花火を見せたという
記録が残っている。

その後、江戸の町民に広がり
花火師や花火売り場が登場。
このころに活躍した花火師が
玉屋市郎兵衛と鍵屋弥兵衛である。
「たまやー」「かぎやー」。
屋号は今でも花火の掛け声になっている。

マグネシウム、ストロンチウム・・・。
現在の花火にはさまざまな物質が使われている。
コンピューター制御による打ち上げで音楽とシンクロさせた
花火ショーもあると聞く。こうした努力で日本の花火は
「世界で最も精巧で華麗」といわれている。

さて今月末には天下分け目の「総選挙」だ。
「政局花火」が打ち上げられている。
政界大花火大会で大輪を咲かせる党は?

(M.N)

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