- 2009年7月24日 18:12
- M.N氏の岡目八目
明日から市内の小中学校は夏休みに入る。
盛夏にふさわしい好天が続いて欲しい。
海や山で、いつもとは違った生活ができる。
子供にとっては、年間を通じて最も楽しみな休みの一つだろう。
だが、世のお父さんやお母さんには
これがなかなかの難解である。
せっかくの子どもが家にいるのだから
家族がみんなでふれあい、楽しい夏にしたいと
プランを立てる。子どもたちの思い出に残り
何か将来に役立つ体験をなどと考えて、頭を悩ませる。
どこか遠くに出かけるのが王道なのだろう。
夏だから海水浴がいいのか。
遊園地やテーマパークなどにみんなで行くのが
定番かもしれない。
そうした夏休みの行き先を選ぶ悩みに加え
今年は景気低迷に伴う家計の緊縮財政という
問題までたちはだかる。
私たちの子ども時代は夏になると
外遊びに熱中した。森にカブトムシを探し、木の実を求めて
野山を歩き回った。そこで覚えた自然界の香りや味が
今もかすかに覚えている。
おそらく、子どもたちが 心から楽しみ
将来にもつながる体験は、意外と身近にあると思うが。
自然の中へ連れ出すなら、いつでも無理せずにできる。
夏休みは時間とお金をかけて遠くへという
固定観念は捨ててもいい気がする。
(M.N)