週末、新聞の分厚い折込チラシの中で
不動産チラシと「ユニクロ」のチラシを見るのが習慣です。
先週末「3日間限定!プレミアムダウン特集」という
宣伝文句に釣られて近所にあるお店に行き
見るだけのつもりが結局「超目玉」の
9,990円のダウンのコートを買ってしまいました!
ユニクロの商品の魅力は何といっても安くて質がいいこと。
最も多い価格帯は1,000円台で
ほとんどのセーターやフリースが購入できます。
フリースは一度着てしまうとこれが軽くて暖かくて
冬には離せなくなります。
フリース自体は以前から登山用とかに限定されて
使われていた素材でしたが、ユニクロは一般向けに商品化し
テレビCMなどで潜在需要を掘り起こしてブームとして
1998年に200万枚、99年が850万枚、2000年には
何と2,600万枚を販売したのです。
ユニクロは父親の紳士服販売の会社に入った柳井正現社長が
1984年に広島に1号店を出したのが始まりで
2001年には国内店舗数が500店を超えました。
紳士服は採寸など接客に熟練が要求されるのに対して
カジュアルは接客しないでもお客が勝手に買ってくれるし
郊外店舗も出しやすいのではと考え
紳士服からカジュアルウェアに方向転換した、と
柳井社長は著書で述べています。
とはいってもユニクロに何度も行ってしまうのは
そこで働く人たちの気持ちのいい対応も大きな要素です。
ズボンの裾上げは30分くらいでできますが、それには
「修繕担当者は○○、不具合があったときは店長○○まで」
ということがきちんと書かれた紙が付いていたのには感心しました。
2008年の売上げは5,800億。
私はユニクロがどのように進化していくのか注視しています。
(社長)
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