今週初め、ISOの外部監査がありました。
監査機関はDNV(Det Norske Veritas)という
ノルウェーが本社の、船舶の検査機関から発展した企業です。
ISOとは国際標準化機構が1987年に制定した
品質マネジメントシステムに関する国際規格で
当社は2001年にISO9001の認証を取得しました。
これは1994年度版といわれるものが基準ですが
2000年にはそれまでの「製品品質を保証するための規格」から
「品質保証を含んだ、顧客満足の向上を目指すための規格」へと
位置付けが替わり、その後2000年度版に基づく認証を受け
現在に至っています。
外部監査は当社では年2回受けており
・必要な業務が文書化されているか
・その通りに行動しているか(記録が残されているか)
・そのシステムが効果的に運用されているか
というようなことを中心に監査が行われます。
ISOの認証取得のきっかけは正直に言うと、そのころ
ISOの取得が公共工事の入札参加の条件の一つになる
ということが言われたことでした。
しかしいま私たちは
品質の保持と向上のために、業務の改善のために
効果的な仕組みとしてこのシステムをどうしても維持していく
必要があります。
不良品の出現が企業の存続自体をも危うくすることは
続発する昨今の問題を持ち出すまでもないことであり
私たちは、衣食住の「住」という人間の生存に欠かせない
基本的な要素の一端を担っているという自覚を持って
日々の業務を遂行していくことを
この機会にあらためて決意したいと思います。
(社長)
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