先週末、2日間にわたり横浜そごうのホールで
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(A・S・J)の「未来をのぞく住宅展」を
当社を含む神奈川の5スタジオ合同で開催しました。
開催の告知はJR線や東横線の車内の中吊り広告が中心で
そのような方法で集客ができるのか実は心配していたのですが
2日で約250組のお客様が来場され、16名の新進気鋭の建築家が
模型や写真パネルを使い各々の作品の設計コンセプトなどを説明して
成功裏に終了することができました。
当社は京浜川崎スタジオとして約1年前にA・S・J(全国の建築家と施主を
各地のスタジオを通して結びつけるネットワーク)に加盟して
住宅展を今までに3回開いてきましたが、合同イベントは今回が初めてです。
私はときどき海外に行って成田空港に戻ったとき、他国に比べ
空港の建物の細部にまで神経が行き届いたデザインにいつも感心します。
また私たちの身近にある、例えば電化製品や携帯電話のような
工業製品の形状や質感も年々すばらしく洗練されてきています。
どこの国の空港にしても製品にしても
日本ほどデザイン性の優れているところはない
というのが私の意見ですがどうでしょうか?
それに比べると今まで住宅の建築に関しては
価格や設備や間取りなど実用的なものの方が
デザイン性より優先順位が上だったのではないかと思います。
今後、家を建てる世代が若くなるほど
建築デザインに対する関心が高くなることを想定し
当社でも定期的に建築家との住宅展を開催して
このような要望に応えていきたいと思います。
(社長)
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