最近、東京の臨海副都心に行く用事が増えています。
まず、晴海にあった東京国際見本市会場が
平成8年に移転してできた東京国際展示場
いわゆる「東京ビックサイト」。
ここで毎年行われる「賃貸住宅フェア」によく行くのですが
このような催しを行う2つの展示棟以外にも
大小22の会議室からなる会議棟があります。
私は月1回ここで行われる人事関係のセミナーに
今月から12月まで通うことになりました。
先週は、お台場の「ホテルグランパシフィック」で
ロータリークラブの会合がありました。
これは全国からの参加者が1200名という大きなもので
私は一つの部屋の中で、1000を超える人たちが
全員テーブルに着席して会合を行い、食事をする
という経験を初めてしました。

人々が各地からこの大都市へどんなに集っても
それに見合う会場や施設がいたるところにあるのは
首都東京の貫禄、という以外にありません。
「お台場」という名前は、江戸末期にペリーが来航した際
江戸防衛のために海上砲台を建設し、それを「品川台場」
と呼んだところから始まっています。
平成7年にはこの地域が東京都の7番目の副都心として
策定され、そのデモンストレーションも兼ねて
翌年には世界都市博覧会が開かれる予定でしたが
直前の都知事選で反対派の青島幸男氏が当選し
中止されました。
これは副都心計画には大きなダメージだったのですが
その後交通機関も順次整備され、色々な施設が出現
海をバックにした広々とした空間が魅力をよび
昨年は過去最高の4500万人がこの地を訪れたそうです。
横浜の「MM21」もそうですが、島国・日本を発展させるには
臨海部の開発以外になさそうです。

「ゆりかもめ」から見た臨海副都心
(社長)
|