- 2008年4月 7日 14:32
- M.N氏の岡目八目
4月は歓迎会や花見など、酒を飲む機会が多くなる。
酒席はコミュニケーションを深めるのに役立つ一方
酒が弱い人に飲酒を強要するなどの
アルコールハラスメントが起こりがちだ。
アルコールハラスメントの中でも特に危険なのは
短時間に大量の酒を飲ませること。
一気飲みが流行した1980年代以降
急性アルコール中毒で何人もの若者たちが
命を失った。
若い人は、酒を飲み慣れておらず
自分の適量を知らない人が多い。
つまみを食べずに酒を短時間で多量に飲むなどした場合
酒に強い人でも急性アルコール中毒を
起こすことがあるという。
近年は身近で一気飲みを目にすることは少ないが
酒に強い人が弱い人へ「もっと飲め」と勧めるのは珍しくない。
軽く促す程度ならいいが
強要された揚げ句に飲めないことをとがめられ
不快な思いをした人も少なくないはず。
それでも自分のペースを守れる人はいいが
相手になって過度の飲酒をし
体調を崩しては「酒は百薬の長」どころではない。
酒の強さや体調の違いを互いに認め合い
飲める人も飲めない人も楽しめる酒席であってほしい。
(M.N)