当社では今月から朝礼のやり方を一部変更しました。
「職場の教養」という30ページの小冊子を輪読することにしたのです。
当社の加盟しているあるグループの
新年研修会が1月にありました。
参加している中ではNo.1の実績の会社の人との懇談の中で
朝礼のやり方を聞いてみると、毎日「職場の教養」を読んでいる、とのこと。
早速取り寄せて、当社でも購読することを決めました。
「職場の教養」は毎月1冊発行され、1ヶ月30日分の
毎日異なるテーマに基づく短い文章が載っています。
例えば4月1日は「チャンスを引き寄せる努力」というテーマで
人事異動で昇進した同僚をうらやむ社員に
先輩から「彼は人の見えないところで努力を続けて
自分からチャンスを引き寄せてそれを掴んでいるのだ」
と言われて初めて確かにその同僚が人より早く出勤し
机の整理整頓をしていることに気がつき
翌朝、いつもより30分早く出社してみた
というような内容が400字程度の文章で表されています。
「教養」を辞書で引いてみると
「学問や精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさのこと」
とあり、いずれにしても一朝一夕で得られるものではありません。
活字離れが言われて久しい若者に読書を勧めるより、毎日朝礼で
一話ずつ読んでゆく方が時間はかかりますが効果的だと思い、始めました。
企業倫理が問われている昨今、社員各々が本当の教養を身に付けられるよう
毎日一歩ずつ進んで行きたいと思います。
(社長)
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