2007年の川崎市の人口動向が発表になりました。
それによると前年より27,050人増えて約137万3千人です。
この数字は1972年に川崎市が政令指定都市になってから
年間では最多の増加数だそうです。
内訳は出生から死亡を引いた自然増が5,842人で
転入から転出を引いた社会増が21,208人、また
7区全区で転入が超過で、日本全体では人口減少の時代に
川崎では全市でまんべんなく人口が増加していることが分かります。
7区の中で最も人口の多い区は当社がある中原区で約22万人。
平成13年にそれまでトップだった宮前区を抜いてから7年連続。
一世帯あたりの人数は2.01人とこちらは7区の中では最少で
一人暮しの世帯が多いことを示唆しています。
世帯といえば日本全体で人口の伸びはゼロになっても
世帯数は増加し続けているのをご存知ですか?
2000年から2005年までの5年間で、日本の人口は85万人しか
増えていませんが、世帯数は約3倍の250万世帯も増加しています!
これは「夫婦と子からなる世帯」が減少して「単独世帯」や
「夫婦のみ世帯」が増えているためです。核家族が社会の中心となり
今後人と人とのつながりがますます希薄になることが予想されます。
地球の裏側へ行くことは容易でも、隣の人の考えを知ることは難しい
ような、奇妙な国になって欲しくないと願うのは私だけでしょうか?
(社長)
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